@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00001850, author = {中田, 雅美}, issue = {100}, journal = {札幌学院大学人文学会紀要 = Journal of the Society of Humanities}, month = {Oct}, note = {本研究は,ソーシャルワーク実践における“事例”に着目し,それらを整理・分析することを通して,ソーシャルワーク実践における対象者像をとらえ,どこに困難さがあるのかを明らかにすることを目的とする。  本稿で扱う事例は,一般社団法人尾北医師会が企画・運営する介護支援専門員研修部会(事例検討会)2004年度~2006年度の事例集に掲載された全100 事例である。事例の整理・分析からは,性別・年齢・介護度などの基本的な状況のほか,生活歴や現在の家族状況,経済状況など全体的な傾向が明らかになった。また,“事例”が持つ困難さについては, 単なる病気や障害,認知症の有無や要介護度だけでなく,同居家族や家族関係,家族の心身状況やこれまでの生活歴が複雑に絡んでいることが明らかになった。結果,ソーシャルワーク実践における“事例”は,多様で複雑なうえ変化を伴うため,横断的・包括的な支援体制とともに,個別で継続的な支援体制を整える必要がある。, Bulletin, 研究ノート, Research Notes}, pages = {155--165}, title = {ソーシャルワーク実践における“ 事例”に関する研究}, year = {2016} }