@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00000236, author = {坂下, 紀彦}, issue = {5}, journal = {札幌学院大学経営論集, Sapporo Gakuin University Review of Business Administration}, month = {Mar}, note = {わが国の高齢化率は,14%を超え高齢社会を迎えている。その際,高齢者の生活環境をより快適にするためには高齢者に適合した住環境を改善することが望まれる。そのような高齢者向けの住環境の一つとして有料老人ホームがある。ここでは,有料老人ホーム等を運営し,札幌に本社のある光ハイツ・ヴェラスの財務構造を分析しその特徴を明らかにすることが課題である。介護福祉事業を運営する企業に対する民間からの積極的な投資が行われておらず,資本不足の状況であるにもかかわらず施設設備に対する過大な設備投資がなされている状況を明らかにする。また,利用権方式の有料老人ホームでは,多額の入居一時金を受け入れ,長期預り金を計上しており,それが資本不足の財務構造を支えている。しかし,預り金を補った短期預り金控除後流動負債対流動資産比率や長期預り金・純資産対固定資産比率などを用いて検討したが,財務の安全性を確保できる状況ではないことを示した。また,預り金が安全性の補強要因となっているが,キャッシュ・フローでは,短期預り金の収益への振替えが営業活動によるキャッシュ・フローのマイナス要因となっており,当該年度におけるキャッシュの創出を減少させていることを示した。また,過大な借入金がキャッシュの期末残高を趨勢的に減少させ,企業財務が危機的状況に至っていることを示している。, Bulletin, 論文}, pages = {19--32}, title = {有料老人ホーム企業の財務分析}, year = {2013} }