@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00002766, author = {中澤, 秀雄}, issue = {1-2}, journal = {社会情報 : Social Information}, month = {Feb}, note = {本稿は,SORDの「展開期」としての2001年から2010年までの活動を総括するものである.2002年に「リージョン拠点データアーカイブ」として活動方針を大きく転換した後の活動ということになる.第一に北大の布施グループの調査資料受け入れと整理・目録作成,第二に「北海道社会調査の水脈」プロジェクトを柱とし,質実剛健な北海道社会調査の経験を受け継ぎ,学説史を再構成し,資料整理ノウハウを蓄積し教育機能も果たす存在へと生まれ変わることにしたのである.科研費を受けて実施した上記二つのプロジェクト成果について記述するとともに,交流拠点としてのアーカイブ機能の更なる展開が,産炭地研究へとスピンオフしていく展開についても触れる.こうして振り返ってみると,アーカイブは交流とネットワークの拠点でもあり,教育研究上の宝が多く埋まっていると実感する.  本稿は,SORDの2001年から2010年までの活動を総括する趣旨で依頼されたものである.ただし,関連する報告論文は,既に複数執筆されている(齋藤,2007;庄司,2007;西城戸ほか,2005;新藤,2005;中澤ほか,2004).またSORDとして2冊の科研費報告書も刊行している(SORDデータアーカイブ,2009;SORDプロジェクト,2010).とりわけSORD事務局メンバーの連名で書かれ,『理論と方法』誌に掲載された「『社会調査のアーカイブズ学』の必要性」(中澤ほか,2009)と題した論文は,短いながら当該10年間の達成が総括されている.これらの論文に記述された内容は省略しながら書き進めていきたいが,入手しにくい報告書等に収録された重要な文章については,長めに引用することもある., Bulletin}, pages = {168--179}, title = {II.展開期(2001~2010):北海道に根ざしたデータアーカイブへの模索}, volume = {25}, year = {2017} }