@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00002795, author = {臼井, 博}, issue = {101}, journal = {札幌学院大学人文学会紀要 = Journal of the Society of Humanities}, month = {Feb}, note = {本研究はいわゆる「中1ギャップ」現象のリアリティを検証しようとしたものである。同一の学校区の小中学生を対象にして,1年8か月の間に4回の調査(T1-T4)を継続して行った。特に,小学校6年生の子どもの3学期から,中学校1年生の1学期にかけて学校適応においてマイナスの変化が生じたかどうかに注目して分析を行った。学校適応感の変化を見ると,この間に有意なマイナス方向への変化は認められなかった。それとは対照的に,学習意欲と家庭学習時間では顕著な増大がみられた。唯一,学級レベルでの達成目標志向性では低下がみられたが,それはほとんどすべての学年も同じ変化が認められ,そして2学期になるとV字型の回復傾向を示した点でもどの学年にも共通した傾向性があった。このように「中1 ギャップ」を示す証拠はなかった。その原因についての考察を行った。, Bulletin, 論文, Article}, pages = {75--93}, title = {小学校から中学校への学校間移行の学校適応と学習動機に対する影響(7)- 「中1ギャップ」現象は,確証できるのか?:縦断的な研究-}, year = {2017} }