@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00002821, author = {蘇德斯琴 and 佐々木, 達}, issue = {11}, journal = {札幌学院大学経済論集 = Sapporo Gakuin University Review of Economics}, month = {Mar}, note = {本研究は,内モンゴル自治区フフホト氏近郊に造成されている酪農団地に着目し,酪農民たちがどのような経営条件の下に置かれているかを分析し,酪農団地の性格を把握することを目的とした。酪農団地は生態移民へ新たな就業機会を提供しているだけでなく,急成長を遂げている乳業資本の生乳確保の拠点として位置づけられ,零細な酪農家を集乳圏に組み込むために活用されている。そして,乳価を乳業資本の主導の下に置きながら,飼料価格変動への対応を専ら酪農民側に負わせる構図を作り上げることで乳量の確保を行なっている。結果として,生乳販売先に選択権がなく,購入飼料依存のもとでは酪農経営の工夫や意欲も生まれる余地はなく,乳価や飼料の価格変動に対して,不安定さを抱えた経営条件に置かれることになる。, Bulletin, 論文, Article}, pages = {1--16}, title = {都市近郊における酪農経営の存立構造―フフホト市近郊酪農団地を事例として―}, year = {2017} }