@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00003212, author = {室橋, 春光}, issue = {2}, journal = {札幌学院大学心理学紀要, Bulletin of Faculty of Psychology Sapporo Gakuin University}, month = {Feb}, note = {フロイトは,1895年にフリースへの書簡というかたちでいわゆる「科学的心理学草稿」を著した。そこには,現代の認知科学,神経科学的知見に照らして重要とみなされる内容が示されている。神経回路としての設定に基づいて心的装置が構想され,知覚と記憶のしくみとありかたが論じられている。さらに心的装置における自我のはたらきと,そこで重要なキーワードとなる注意のしくみとありかたが,神経回路を基に論じられている。プリブラムとジル(1976)は,認知神経科学的視点から「科学的心理学草稿」の再評価を試み,精神分析の現代的意義を論じた。さらに現在注目されている自由エネルギー原理から,精神分析を再検討する試みもなされている。このような視点から精神分析を見直すことが,脳科学と心理学を結ぶ新たな道となる可能性がある。, Bulletin, 研究ノート, Research Note}, pages = {27--44}, title = {認知神経科学の視点からみた精神分析:「科学的心理学草稿」をめぐって}, volume = {4}, year = {2022} }