@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00000338, author = {久保田, 義弘}, issue = {5}, journal = {札幌学院大学経済論集 = Sapporo Gakuin University Review of Economics}, month = {Mar}, note = {本稿では,16世紀中期のスコットランドの宗教改革前夜,国際情勢の中でイングランド王国とフランス王国に翻弄されながらも,スコットランド王国が自国のアイデンティティを模索し,その統治に係わった国王ジェイムズ5世の対応を調べる。特に,スコットランドの自律あるいは自立に政治生命を賭けた国王ジェイムズ5世の時代において,イングランド王国の支配あるいは征服を回避しながらも,しかし,徐々にその一体化政策に飲み込まれていくスコットランドを歴史的出来事を通じて調べる。ヘンリー8世やエドワード4世による手荒な求婚戦争,例えばピンキー・クロッホの戦いによって,イングランドに譲歩を迫られ,スコットランドは,エディンバラ条約によってフランスとの古い同盟を破棄した。本稿では,ジェイムズ5世の治世と彼の外交政策や宗教政策を概観し,イングランド王ヘンリー8世による手荒な求婚とその後のピンキー・クロッホの戦いを概観し,イングランドの一体化政策に対するスコットランドの対応を明らかにする。, Bulletin, 論文}, pages = {21--40}, title = {スコットランド王国の宗教改革前夜 (2) : スコットランドの近代への途}, year = {2013} }