@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00000390, author = {土居, 直史}, issue = {10}, journal = {札幌学院大学経済論集 = Sapporo Gakuin University Review of Economics}, month = {Oct}, note = {本稿では,近年の日本の航空産業について,その概況を整理する。データに表れている主な事実は以下の5点である。第1に,日本の国内線市場では,近年新規参入が増加し,運賃水準の低下傾向と輸送量の増加傾向が見られる。第2に,ある路線における運航企業数とそこでの運賃水準には有意に負の相関がある。このことは,新規参入の増加が運賃低下に寄与していることを示唆している。第3に,新規参入は増えているが,近年の全社合計の営業利益は過去最高の水準にある。このことから,いまだ新規参入の余地が残ることが示唆される。第4に,営業利益の変動が大きい。規制緩和後の14年のうち4年で,全社合計の営業利益がマイナスとなっていた。第5に,燃料税や空港使用料等の公租公課の支払いが営業費用の10-15%を占めている。このことから,それらの料金体系の工夫によって営業利益の変動を抑制できる可能性が示唆される。, Bulletin, 研究ノート, Note}, pages = {29--44}, title = {日本の航空産業の概況}, year = {2015} }