@article{oai:sgul.repo.nii.ac.jp:00000676, author = {内田, 司}, issue = {95}, journal = {札幌学院大学人文学会紀要 : Journal of the Society of Humanities}, month = {Mar}, note = {経済のグローバル化にともなう地域的不均等発展問題のひとつとして,消滅の危機に直面している「限界集落」の再生問題がある。また,それは,地域社会学の重要な研究課題ともなっている。そこで,著者も,厳しい状況に直面する中で何とか再生しようとする活動が展開されている地域社会を訪れ,再生の方途を探ることを研究課題のひとつとしてきた。そのフィールド・ワークの中でひとつの気づきがあった。それは,地域社会再生の動きが起こっているところでは,多くの地域社会で,都市から新しく移り住む人たちが数多くおり,さらに実にさまざまな形で地域社会再生の活動で活躍しているということである。この気づきから言えることは,都市からの新来住者たちが厳しい状況に直面している地域社会再生において発揮している力と役割とは何かについて明らかにすることは,地域社会再生研究の大切な課題ではないであろうかということである。また,厳しい状況に直面している過疎地や「限界集落」と呼ばれる地域社会に移り住もうとする人たちが数多く存在するのは何故か,またその意味することは何かということも地域社会再生の社会学の重要な課題であるように思われる。さらに,この課題は,現代社会の私たちのライフスタイル論と密接に関係しているように思われる。本稿は,そうした課題意識をもちつつ,地域社会再生活動にコミットしてきた,またはコミットしている新来住者研究の第1歩を,沖縄県竹富島を事例として踏み出そうとするものである。, A lot of social problems have arisen from unequal and unbalanced regional development under the globalization of modern capitalism. The problem that a lot of communities and local societies have been declining and facing the crisis of disappearing by depo, Bulletin, 論文}, pages = {53--68}, title = {竹富島におけるツーリズムの展開と新来住者たちの移住物語 (その1) : 「観光化する島」・竹富島の一員となることの意味を考える}, year = {2014} }